離婚は準備してからすべき
納得するまで話し合う 協議離婚のすすめ
結婚生活をしていたのだけれども、どうしても別れたくなってしまったという場合、突然そういう気持ちを相手にぶつけてしまうだけでは、問題は解決していきません。女性はとかく、「別れたい」と思ってしまったら、その気持ちのまま、突っ走っていきたくなってしまうものですが、一時の感情や思い込みで別れてしまうのでは、後になって後悔する可能性だってあるのです。まずは、なんとなく、別れたいと思っていたとしたら、実際に夫に別れてほしいと切り出す前までに、十分に準備する期間を設けて、その時に備えるようにしましょう。準備が必要なのは、別れた後、どこに住むのかとか、誰と住むのか、ひとりで住むのかといった具体的な準備が必要だからです。
また、子供や親のことを考えると、今すぐに別れるのは得策ではないという考えに到達することもあるでしょう。それでも、やっぱり別れたいと思うならば、それなりの生活をする覚悟が必要です。いずれにせよ、「疲れましたから、もう別れてください」なんて、置手紙をして出ていくなんてことには、ならないように気をつけてください。民法上では、そんな風に家を出て行った方が不利になってしまうということもあります。それに、別れるまでには、相手の合意が必要で、話し合いを持たなければならないということもあります。くれぐれも、こちらから宣言すれば話はすむなどとは思わないことです。この点に注意することが円満に離婚するコツと言えるでしょう。
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