離婚の鉄則・相手が意地になっている時
納得するまで話し合う 協議離婚のすすめ
離婚を切り出すにあたって、注意しておきたいことはたくさんあります。一度は好きになって結婚した相手ですが、何か月か、または何年か一緒に暮らすうちに、別れたくなったということなら、上手に別れて、次の幸せに向かって歩いていきたいですよね。その上手に別れる方法というのを見てみましょう。まず、事前の対策を考えておかなければいけないケースというのがあります。それが、相手が意地になっているケースです。この場合、「これこれこういう理由で、もう別れたいんだ」と言って聞かせても、相手は「別れたくない」の一点張りで、受け付けようとしません。別れたくないと思っている相手なら、相手が一時の心の迷いでそんなことを言うんだと思いたがります。
ですから、この場合は、一時の迷いではないこと、ずいぶん前から別れたいとおもっていたこと、また、どういう理由で別れたいのかをハッキリ示しておく必要があります。そのように相手を諭しているうちに、相手が自分が悪かったと認めて、直すからやり直したいと言い出すこともあります。その場合には、どのようなところを直してもらいたいか、いつまでに直せなかったら離婚するかなどを、具体的に取り決めて実行させることも必要です。いずれにせよ、冷静な判断と準備が大事になってきます。そして、相手が別れることを怖がっているのだとしたら、別れることで、お互いに幸せになれるのだと説得することも必要かもしれません。